第47回 東海衛生学会学術大会のお知らせ
東海公衆衛生学会では、下記の要領で第47回東海公衆衛生学会学術大会を開催します。今までこの学術大会は、公衆衛生の実践と学問的な追及の橋渡しとなるべく、多くの先輩諸氏のご努力により半世紀近くの歴史が経過しましたが、近年、学会の運営方法等をめぐり、様々な意見が出されるようになりました。特に、平成12年度までは学術大会については、その経費の大部分を各地方自治体及び大学の分担金で賄っておりましたが、地方財政の悪化を契機に地方自治体からの分担金が拠出されなくなりました。これに伴い個人会員制度の導入のやむなきに至ったものですが、一方、純粋な科学的なディスカッションの場としての学会の在り方や、主体性の確保という面から考えれば、行政等からの分担金に全面的に依存することの矛盾は明らかであり、そうした意味での会員の自立性の再確認が求められるところであります。
学術大会での発表内容についても、現実と乖離したものよりは、現場での問題を解明するにあたり、より有効な手段や方向性が示されるものが求められているといえましょう。逆に、現場の問題をストレートに出せば事足りるというものではありません。現実に起きた（或いはその可能性のある）問題に対する合理的･科学的な分析に裏打ちされた見解、あるいは、そうであろうとした努力の足跡が示されるべきであります。こうした姿勢こそが現代的な意味で、良質な研究成果として評価されるものといえましょう。個人会費制度の導入は財政的な縮小を意味しますが、そのような状況下に置かれようとも、我々の学術大会での発表は以前にもまして質の高いものを目指そうではありませんか。
このような観点に立って、第47回東海公衆衛生学会学術大会を開催します。会員数の増加によって財政的な困難を乗り切らねばなりません。会員諸氏のご支援と、一人でも多くの会員を増やすようなご協力をお願い致します。
| 第47回東海公衆衛生学会学術大会の予定 |
| 開催期日 :2001年（平成13年）7月28日（土曜） プログラム |
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| お願い：当日は金城学院大学の催しも予定されており、学外者が多数来訪するため、駐車出来なくなる恐れがあります。公共交通機関をご利用下さい。また館内は禁煙ですのでご了承下さい。 |
| 昼食：学会場横の学生食堂で用意しますが、数に限りがありますので事前予約者優先とさせて頂きます。予約の方法に付いては後日案内致します。 |